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『気がついたら下着が汚れていた…』、『トイレまで我慢できなかった…』『排便のたびに下着に付着する・・・』このような症状がある方は、『便失禁』という病気の可能性があります。
SNM(仙骨神経刺激療法)とは、リード(刺激電極)と呼ばれる細い線から仙骨神経を刺激して便失禁を治療する方法です。便失禁の頻度、便の量の低減などの面で70%程度の有効率があり、効果は長期に持続します。
分娩時の括約筋の損傷、直腸癌術後の便失禁、括約筋機能低下等、様々な原因からの便失禁に対して適応があります。また、刺激する装置は必要であれば、抜去することが可能である事もこの治療の利点です。欧米では、便失禁に対する有効な治療方法のひとつとして20年程前から実施されています。
日本メドトロニック株式会社提供
治療について
手術療法となります。第1段階で刺激電極を植え込みます。その後2週間の評価期間を経て効果が認められた患者さんだけに、第2段階の刺激装置を植え込む手術を行います。
※費用は通常の国民健康保険および高額療養費制度の対象となります。
副作用
植え込んだ刺激装置の感染や、同部の痛みの報告があります。
場合によっては刺激装置を入れ替えたり、抜去して治療を中止する事もあります。
便失禁は、治療で軽減できる病気です。
心から楽しめる毎日を取り戻すことをご協力いたします。
ひとりで悩まず、まずはご相談ください。
便失禁やSNMに関する詳細については、日本メドトロニック株式会社の啓発サイト「おしりの健康.jp」に詳しい説明がありますのでご参照ください。
ご相談される方は、以下の番号にお電話いただき、ご予約をお願い致します。
お問合せの際、「SNM(仙骨神経刺激療法)」とお伝えください。
初診時選定療養費ついて
初診時に、他の医療機関等から紹介状をご持参されない場合は、初診時選定療養費として、7,700円をお支払いいただきますのでご了承ください。