３つの独立した部屋毎に内視鏡検査機器が設置されており、プライバシーが守られた状態での検査が可能となっています。

　各部屋には心電図、血圧、血中酸素飽和度測定モニターが設置されており、検査中の患者様の状態を常に監視しています。また、各部屋毎に施行医の他に、看護師、内視鏡技師が配置させているため、検査中も患者様の状態を常に把握することが可能です。
　また、大腸の内視鏡検査を受けられる方のために、前処置の下剤を飲む部屋もテレビが設置された個室となっており、トイレも各部屋の中にあり移動する必要がありません。他の患者さんを気にしなくても、快適に前処置を受けて頂くことができます。

　検査後の内視鏡の洗浄も、専用の洗浄機を使用し決められた方法、時間と消毒液を使用して洗浄していますので、毎回清潔な状態で安心して内視鏡検査を受けて頂けます。

　当院ではオリンパス社製の最新式内視鏡システムEVIS LUCERA ELITE（システム290シリーズ）の内視鏡を使用しています。この内視鏡は従来のハイビジョン画質を超える明るく高画質な観察を可能とし、NBI技術（狭帯域光観察）の標準搭載で、病気を早期に発見する可能性はさらに高まっています。また従来に比べ、胃カメラはより細くなり、大腸カメラはより柔軟性に富んだ構造になったことで、検査を受けて頂く患者様の苦痛がより少なくなるように設計されています。さらに経鼻カメラも画質が向上しており、苦痛の少ない検査を行えるうえに、病気を見つけることができる性能が上がっています。胃カメラを口から行うか鼻から行うかは、患者様のご希望によりますので、担当医にご相談してください。