お知らせ
この度、当院において下記の内容にて観察研究を行うことになりました。ご理解・ご協力のほど、よろしくお願い致します。
当院脳神経外科にて脳内出血に対する内視鏡下血腫除去術を受けたことのある患者様へ
2023年11月8日
第一東和会病院 脳神経外科
記
研究課題名:内視鏡下血腫除去術における術後出血因子に関する研究:後方視的研究
研究の目的:脳内出血に対して内視鏡下血腫除去術を受けられた患者さんの、術後の出血再発のリスク因子を調査します。
研究の意義:脳内出血に対する内視鏡下血腫除去術は低侵襲で開頭術に匹敵する血腫除去が可能な術式であり、近年当科では血腫除去術の第一選択としている. しかし術後24時間以内の再出血も時折経験される。本研究は当院における、脳内出血患者さんに対して内視鏡下血腫除去術を行った後に、術後出血を認めた患者さんと、認めなかった患者さんを比較し、術後出血のリスク因子を解明することで、術後出血予防の成績向上に有益な知見が得られる可能性があります。
研究対象:2020年4月から2023年3月までに脳内出血に対して内視鏡下血腫除去術を受けられた患者さま
該当期間:2020年4月1日~2023年3月31日
研究の方法 :本研究では電子カルテより心原性脳塞栓症に対して血栓回収療法術を受けられた患者さんの、年齢、性別、血腫量、手術時間、抗血小板薬内服の有無、抗凝固薬内服の有無、C型肝炎既往の有無、アルコール中毒の有無、術前採血データなどの情報を抽出し、統計解析を用いて、術後出血の発生率やリスク因子に関して調査・検討を行います。
研究期間:2023年4月1日~2026年3月31日
個人情報の内容およびその利用目的、開示等の求めに応じる手続き:
対象者の方を特定できないように対処したうえで、本臨床研究の成果を学会や論文等で公表します。対象者の個人情報については、パスワードを設定したExcelファイルをハードディスクに保存し、当院の鍵付きの保管庫で管理します。
個人情報の取り扱いに関する相談窓口:
〒569-0081 大阪府高槻市宮野町2-17
第一東和会病院
脳神経外科
担当医師 二村 元
TEL 072-671-1008(代表)
利益相反について:
当院は、臨床研究を含む自らの研究成果について積極的に地域社会へ還元することで、社会から求められる研究拠点を目指しております。一方で、研究に関連して研究者が企業から経済的利益を得ている場合には、研究の成果が歪められる、または歪められているとの疑念を抱かれる可能性が出てきます。このような利益相反の状態を適切に管理し、研究の透明性、信頼性および専門性を確保していることを社会に適切に説明するため、本研究は、本学の利益相反マネジメント規程に則して、実施されております。
当該マネジメントの結果、本研究に関して開示する事実がない旨をお伝えします。
研究者名:第一東和会病院 脳神経外科、部長、二村 元
※ 本研究で利用させていただく研究情報については、将来、別の研究に利用(二次利用)させていただく場合があります。その場合は、改めて研究倫理委員会へ申請の上で、研究を実施いたします。
※ 対象者の方(その代理人)の申し出により、他の対象者の方の個人情報保護や本研究の独創性の確保に支障がない範囲内で、本臨床研究計画及び方法に関する資料を入手又は閲覧できます。
※ ご自身の既存試料・情報を研究に使用させて頂くことに対して同意頂けない場合は、下記の申し出先までご連絡ください(対象者の代理人からの申し出も受付いたします)。 申し出をされた場合は、本研究への利用はいたしません。しかしながら、研究結果が出た後の参加拒否の申し出については、データを研究結果から削除することができかねますので、予めご了承ください。
問い合わせ・参加拒否の申し出先:〒569-0081 大阪府高槻市宮野町2-17
第一東和会病院
脳神経外科
担当医師 二村 元
TEL 072-671-1008(代表)