医療関係の方へ
診療時間 | : | 【産科・婦人科診療時間】 午前9:00~12:00 午後18:00~20:00 【小児科診療時間】 午前9:00~12:00 午後14:00~16:00 夜間17:00~19:00 【助産師による母乳外来・育児相談】 月?土:13:00~16:00 |
休診日 | : | 【産科・婦人科】水午後、土午後、日祝休診 【小児科】水夜間、土午後夜間、日祝休診 |
住所 | : | 〒569-0036 高槻市辻子3丁目10-3 |
駐車場 | : | あり(20台駐車可)、巡回送迎車あり |
電話 | : | 072-672-5335 |
Web | : | http://higashiyama-lc.jp/ |
キッズルーム、母子同室入院の体制整備など、ソフト・ハード面を充実させています
東山産婦人科は前院長の東山敏子医師が昭和49年に開業しました。
私が院長となったのは平成24年です。着任当時、医療レベルはもちろん、スタッフ数、設備ともに充実した医院でしたが、皆様によりいっそう高いレベルでの医療・環境をご提供したいと思い、ソフト・ハード面での充実化を実行してきました。
まず患者さんから要望の多かった、上のお子様をお預かりする「キッズルーム」の新設です。安心して健診を受診できるよう、また出産時のお子様連れの入院(母子同室入院)がしやすいよう、専属の保育士がお子様のお世話をしています。
新生児突然死の大きな要因である無呼吸発作を見逃さないため、すべての赤ちゃんに無呼吸センサーを装着しています。
小児科の新設。充実した医療スタッフの確保しています
乳幼児に何かあった場合、通常は小児科のある病院に転送する必要がありますが、それでは出産直後から母子分離という、医師としては心苦しい状態になります。そうした状況をできるかぎり回避し、お母さんと赤ちゃんが一緒にいられる環境を少しでも整えてあげたいと思い、小児科を新設しました。
小児科の新設によって、「産んだら終わり」ではなく、出産後も大切なお子様を継続して診療できるようになりました。
助産師についても、安全な分娩を行うための一般基準を超える10人以上の助産師が在籍しています。院内に助産師が常駐していますので、安心してお産いただけます。
看護師の人数も厚生労働省が定める配置基準も十二分に満たしています。
検査技師は4人が在籍しています。外部の検査機関では対応が難しい緊急時でも、超音波検査はもちろん、急変時に必要となる検査を迅速に行える体制を整えています。
患者様のことを第一に考え、最善の医療を提供できるよう万全を尽くすことを心がけています
診療するうえで常に心がけているのは、患者様のことを第一に考え、最善の医療を提供できるよう万全を尽くすということです。
私は産科医療を専門としていますが、救急医療機関での勤務経験もあります。
出産にあたって妊婦さんはさまざまな不安を抱えていらっしゃると思いますが、そうした不安を少しでも軽減できるよう、産科領域にとどまらず、救命救急で得られた経験・技術・知識を総動員して、サポートさせていただきたいと思ってます。
出産につきものなのが「痛み」であり、大きな不安の種となっています。
痛みが原因で2人目以降の出産を躊躇なされる方が多いのですが、非常に残念なことです。
そこで当院では、痛みを緩和して出産に対する不安を少しでも軽くしたいと「無痛分娩」も行っております。麻酔については数多くの経験を積んできましたので、安心してお任せください。
薬剤でも、万が一に備えて必要な種類を常に取り揃えています。
患者様に何事もなく、無事に出産を終えられ、使用されないまま破棄される薬剤も多々発生しますが、それは問題ではありません。患者様が健康でお過ごしいただけることが何よりなのです。
もちろん、すべてを当院だけで完結できるわけではありませんので、必要に応じて近隣の中核病院に責任をもってご紹介させていただいています。
腹腔鏡下手術の適応症例や、鼠径ヘルニア、脱腸といった症例から、より詳しい検査などについては、第一東和会に対応をお願いしています。東和会病院は、常に快く受け入れてくださり、スムーズに対応してくれるので、当院としても患者さんにとっても、大変助かっています。東和会病院は二次医療機関としては大変重要な病院ですので、引き続き、連携を深めていければと思います。
知恵と経験を結集し皆様にプラスとなる医療・支援の体制をさらに充実させていきます
ありがたいことに、開院から現在までにのべ1万人以上の分娩に携わってきました。
いま行っていることをこれからも続けていくのは当然ですが、さらにもう一歩進んだ体制づくりを進めたいと考えています。
お子様がほしくても、育てる環境を理由に出産をためらう方が多くいらっしゃいますので、少しでも安心してご出産できるお手伝いをしていきたいです。具体的には、保育士の人員をさらに増やして、乳幼児よりも上の世代の育児支援にも力を入れていく予定です。
今後も、医師、助産師、看護師、薬剤師、検査技師、保育士、病院スタッフの知恵と経験を結集して、皆様にプラスとなる医療・支援の体制をさらに充実させていきたいと考えています。そして、少しでも多くの方に「良いお医者さん」と呼ばれるよう、これからも産婦人科医療に尽力していきたいと思います。
東山産婦人科 東山 信彦 院長
【プロフィール】
自治医科大学産婦人科・同大学総合周産期母子センターにて勤務し、兵庫県立西宮病院救急医療センターを経て当院院長に。常に笑顔で患者様・スタッフと接しながら、患者様のことを第一に考え、最善の医療を提供できるよう医院の発展に日々精力的に取り組んでいる。これまで、航空機搭乗中に二度ほど急病人に遭遇したが、自ら対応して二度とも事なきを得るという稀な経験ももっている。
【経歴】
自治医科大学産婦人科・同大学総合周産期母子センター勤務
兵庫県立西宮病院救急医療センター勤務
平成24年 当院院長着任
【資格】日本産婦人科学会認定医