東和会グループ 社会福祉法人 恭生会
社会医療法人東和会

第一東和会病院

交通アクセス 最新情報 Pick Up!
病院のご案内 ご来院の方へ 診療科・部門 健診センター 医療関係の方へ 採用情報

診療科・部門

TOP 診療科・部門 膝スポーツ関節鏡センター

膝スポーツ関節鏡センター

理念・北摂の膝を守る

大阪医科大学整形外科勤務時代から、膝前十字靱帯損傷を中心に膝スポーツ障害の研究と治療をおこなってきました。平成17年より第一東和会病院整形外科に勤務するようになった後も、膝関節を中心に治療をしていましたが、マンパワーの問題があり、患者さまは近隣の関連施設よりご紹介いただいた方々だけに限られていました。このたび平成26年の春より、大学勤務時代からの膝チームパートナーである森内宏充医師の加入があり、永年の夢である『北摂の膝を守る』ための施設開催が叶いました。今後は北摂地区の膝スポーツ障害、膝関節症に苦しむ患者さまのできるだけ多くの方々に当科を受診していただき、笑顔を取り戻していただきたいと思っています。

膝スポーツ関節鏡センター長 藤田 晃史

膝スポーツ障害の患者さまへ

青少年から近年では中高齢者に至るまでスポーツ継続を希望される患者さんが対象になります。関節鏡を用いた侵襲の少ない手術になります。センター長藤田医師は5,000例以上の豊富な手術症例を経験しています。ほとんどの手術は全身麻酔で行いますが、1時間以内に終わりますので、手術中に尿道カテーテルを挿入することはありません(下半身の下着も着けたままで手術を受けることができます)。

■前十字靭帯損傷

1,000例以上の経験があります。関節鏡を用いて解剖学的に靭帯を再現する移植手術を行っています。手術時間は1時間30分程度です。受傷前とほぼ同じ膝の安定性が得られます。手術後6カ月でスポーツ復帰の準備を始めます。受傷前と同じレベルのスポーツ復帰率は95%以上です。

■半月板損傷

関節鏡を用いて、断裂した半月板の縫合、必要に応じて部分切除を行います。手術は30分以内で終わります。スポーツ復帰は半月を部分切除した場合は1カ月、縫合した場合は4カ月後になります。ほぼ全員が受傷前と同じレベルのスポーツに復帰できます。

■骨軟骨障害(離断性骨軟骨炎、骨壊死)

病変部位に自家骨軟骨柱をモザイク状に移植し、関節軟骨面の3次元的再構築を行います。術後4-5カ月のリハビリの後にスポーツ復帰を目指します。

変形性膝関節症の患者さまへ

膝の変形の程度は、初期、中期、進行期、末期と徐々に進んでいきます。鎮痛薬や関節内注射で治療しても痛みがひどい場合は手術が必要になります。

■高位脛骨骨切り術

進行期までの変形に対し行います。O脚変形をX脚に矯正することで、膝の痛みを楽にします。骨を切り矯正する手術ですが、人工骨の移植と強固なプレート固定をしますので、手術後すぐに歩く練習を開始します。術後3週程度で支えなしの歩行が可能になります。基本的に輸血の必要はありません。術前の痛みが軽快しますので、術後は膝の屈曲角度も改善します。術前の屈曲角度が良好な方は、術後に正座が可能になる場合も決して珍しくありません。

■人工膝関節置換術

末期の変形に対し行います。軟骨の消失した膝関節面を切除し、チタン製の人工関節に置き換えます。O脚変形をX脚に矯正します。4週程度で支えなしの歩行が可能になります。他家血輸血は原則として必要ありません。術後の膝の屈曲角度は平均135度です。正座が可能になる方はまれですが、それ以外の日常動作で不自由になることは基本的にはありません。

医師紹介

常勤医師

膝スポーツ関節鏡センター長
名前(ふりがな) 藤田 晃史 (ふじた あきふみ)
略歴 大阪医科大学整形外科 平成2年入局
専門分野 膝関節
学会専門医
認定医
資格
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
医学博士
整形外科部長
名前(ふりがな) 森内 宏充 (もりうち ひろみつ)
略歴 大阪医科大学整形外科 平成8年入局
専門分野 膝関節、スポーツ外傷
学会専門医
認定医
資格
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本リウマチ学会 リウマチ専門医
日本整形外科学会認定スポーツ医
医学博士
名前(ふりがな) 安田 俊人 (やすだ としと)
略歴 大阪医科大学整形外科 昭和63年入局
専門分野 足の外科
学会専門医
認定医
資格
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本整形外科学会 リウマチ認定医
日本整形外科学会 スポーツ認定医
名前(ふりがな) 三幡 輝久 (みはた てるひさ)
略歴 大阪医科大学整形外科 平成6年入局
専門分野 肩肘スポーツ障害
肩腱板損傷
スポーツ整形
学会専門医
認定医
資格
日本整形外科学会 整形外科専門医
日本整形外科学会認定 スポーツ医

当センター受診までの流れ

紹介状をお持ちの患者さまは、紹介状と保険証を持参のうえ予約の日時に紹介窓口にお越しください。紹介状のない患者さまは以下の外来担当医にて予約をお取りください。

予約は予約センターまたはお電話で承ります。
(電話での予約受付:平日13:00時~17:00時)

月曜日藤田 晃史(午前)
火曜日森内 宏充(午前)
水曜日安田 俊人(午前)三幡 輝久(午前) 森内 宏充(第2、4午後)
木曜日森内 宏充(午前)
金曜日藤田 晃史(午前)
来院前AI問診
手持ちのスマートフォンもしくはパソコンから、来院前に問診を行うことができるサービスです

<メリット>
●来院前に問診を済ませておくことで、来院後改めて問診をする必要がなく、待ち時間の短縮につながります
●来院前に症状などを伝えることで、より適切な受診方法の案内が受けられます
(注意1)来院前問診で外来予約をとることはできません。必ずお電話にて予約をお願いします
(注意2)当院では、「内科」・「整形外科」における来院前問診のみ受け付けております

詳しくはこちら