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糖尿病内分泌内科

方針・理念

近年、糖尿病の治療薬が相次いで上市され、治療の選択肢が拡がっています。それらの中には、血糖改善作用のみならず、心血管合併症や細小血管障害に対して有利に働くとする知見も出ている一方、患者さまによりましては、副作用が懸念される場合もあり、使用にあたりましては、薬剤の特性と患者さまの状態をよく鑑みた上での投薬が求められます。また、増加の一途をたどっている高齢者の糖尿病におきましては、重症低血糖のリスクが生じやすく、それが認知症の進展や心血管イベントの発症等の生活の質の悪化につながる危惧があることから、コントロール目標も、患者さまの状態、治療薬の内容等を考慮し、個別に設定する必要があります。

当科におきましては、最新の知見に基づいた上で、糖尿病の病態や患者背景を考慮したきめ細やかな治療を心がけ、各患者さまに最良なコントロールを目指します。

特色

外来は、月曜から金曜まで、予約制で糖尿病専門医が毎日診療にあたっています。

ただし、お急ぎの場合には柔軟に対応させていただきます。

特殊外来

①糖尿病透析予防外来:糖尿病腎症の進展を防ぎ、透析導入につながらないよう医師、看護師、 管理栄養士が連携して重点的に指導を実施しています。

②フットケア外来:糖尿病重症化予防フットケア研修を修了した糖尿病療養指導士が、患者さまの足を守るため、皮膚の清潔・保湿等のスキンケアを含め、足の手入れを実施します。

糖尿病教育入院

糖尿病専門医のほか、糖尿病療養指導士の資格を有する看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士からなるチームで患者教育を実施します。特に療養において重要となる生活習慣について、個々の患者さまの問題点を抽出し、問題解決につながるような指導を心がけています。同時に、合併症、および病態の精査も実施し、必要であれば循環器内科、眼科などの他科と連携の上、対策にあたります。基本のスケジュールは1週間ですが、患者さまのご都合により入院期間は柔軟に対応します。

生活習慣遵守困難な2型糖尿病、血糖変動が大きくコントロール不良の1型糖尿病、合併症を有する糖尿病、ご高齢の糖尿病、インスリン導入が必要な患者さま、このような症例で治療に苦慮することがありましたら、ご相談いただければ幸甚に存じます。

その他主な診療内容

痛風

痛風の診断、発作急性期の治療、高尿酸血症に対する治療については、一般医家のなかでも意見の相違がみられることがあります。当科では、日本痛風・核酸代謝学会治療ガイドラインに則とり、痛風発作や尿路結石等の尿酸沈着症に対する治療のみならず、しばしば合併するメタボリック症候群、高血圧、腎不全等の心血管リスクを含めた管理を実施していきます。

内分泌疾患

甲状腺疾患としてよくみられるバセドウ病や慢性甲状腺炎の診療を行っています。

甲状腺腫瘍病変につきましては、他科と協力し、吸引穿刺細胞診を実施の上、治療方針を決定させていただきます。また、2次性高血圧の鑑別診断、下垂体、副甲状腺、副腎疾患につきましても精査加療を行います。

今後、糖尿病は勿論、内分泌疾患におきましても、地域の医療機関の先生方と緊密に連携させていただき、ネットワークの一員として、地域医療支援に貢献できればと考えていますのでよろしくお願い申し上げます。

担当医

名前(ふりがな) 長谷田 文孝 (はせだ ふみたか)
役職 非常勤医師
専門分野 糖尿病
学会専門医
認定医
資格
日本糖尿病学会 糖尿病専門医
日本内科学会 総合内科専門医・認定内科医
大阪医科大学 臨床研修指導医