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放射線部

概要・特色

当部では単純X線写真、CT、MRI、消化管造影、血管造影、マンモグラフィなど、様々な画像診断装置を用いて撮影、検査を行います。
当部では検査機器から発生する画像をデジタル化し、保存も行っており、診察室では当院常勤の放射線科医が作成した所見レポートと全ての画像(過去画像も含む)が、参照できるようになっています。

また専門医による血管造影を用いた塞栓療法、動注化学療法などの血管内(カテーテル)治療(interventional radiology: IVR)も行っています。

主な検査機器

一般撮影
人体を透過したX線の量を白黒の写真として表す検査です。通称レントゲン撮影とも言われ、胸部・腹部・頭頸部・脊椎・四肢などを撮影します。

CT
CT(Computed Tomography)とは放射線を利用しドーナツ状をした装置の中を通過した際、体の断面像(輪切り像)を撮影する検査です。
この検査は体内の臓器だけでなく、骨折などの評価にも用いられます。検査時間は入室から検査終了の退出までで5分程度で撮影は終わります。また、造影剤を使用する検査においても同様の時間程度で検査は終了するものがほとんどです。(心臓など特殊検査においては検査前の準備が多少かかります)
2017年5月よりマルチスライス320列CT (東芝製 Aquilion  ONE)を導入し、 今まで以上に短時間・低被ばく・情報量の多い画像が得られるようになり、患者さまへの診断に大いに役立つようになりました。

MRI
2012年9月に高磁場3.0テスラ装置を導入しました。
現在フィリップス社製の1.5テスラ装置Iと3.0テスラ装置の2台で稼働しています。
MRI(magnetic resonance imaging)は、磁場と電波でカラダのいろいろな方向からの断面を画像化する検査方法です。


当院のMRIのメリット
・放射線による被曝の心配がない
 磁場を利用して体内の様子を画像化しますので、X線撮影やCTように被曝の心配はありません。
・高解像度高画質撮影(3.0テスラ超高磁場)
 従来より細かくシャープな撮影が可能なため、微小な病変を発見しやすくなっています。
・検査時間の短縮(3.0テスラ超高磁場)
 従来の2/3以下の撮影時間に短縮が可能です。ご高齢の患者様の負担や検査待ち日数も改善されます。

3.0T-MRI
1.5T-MRI

DSA
DSA(デジタル サブトラクション アンギオグラフィ)装置
血管撮影とは、太ももや手首の血管から管を入れて、血管の中を這わせて検査したい場所までその管をもっていき、その管からレントゲンに写る薬(造影剤といいます)を投与して見たい場所の血管を撮影する検査です。
また、この管をそのまま用いて抗がん剤を投与したり、ガンが生きるために使っている血管を詰めてガンが生きられなくしたり、脳動脈瘤の中にコイルを詰めて破裂を防いだり、脳梗塞で詰まっている血管に直接薬を投与したりすることもできます。
当院では各検査の他に脳血管治療や腹部の血管内治療を行っています。
東芝社製 Infinix Celev-i 8000V を使用しています。

X線TV式透視撮影装置(FPD)
X線を人体に照射することによりリアルタイムで透視画像を得られます。
また、単純撮影では得られない情報を得ることができ、その使用用途は、次のような症例があります。
・消化器系・・・食道・胃・胆のう・膵臓・小腸・大腸の造影検査
・整形外科系・・・骨折の整復、腰椎ブロック

日立メディコ社製 X線FPD装置 CUREVISTA 
日立メディコ社製 X線FPD装置 EXAVISTA 

ポータブル撮影装置
動きが不自由でレントゲン室に来られない患者さまのために、病棟やOP室でレントゲンを撮影する装置です。ポータブルX線装置は撮影する以外にも透視が可能な装置(ポータブル外科用イメージ)もあります。

X線 撮影装置
・ 日立メディコ社製 シリウス130H(手術室用)
・ 日立メディコ社製 シリウス130HP(病棟用)

X線透視装置(外科用イメージ)
・ フィリップス社製 BV Endura
・ 日立社製     DHF-105CX
・ 島津製作所   ACTIVO WHA-200

マンモグラフィ
当院では、東芝製のPe・ru・ru DIGITALを導入しています。
この装置は身体があたる装置部分の角を取り、丸みを帯びた形状にデザインされており、圧迫板がわずかにしなることで従来よりも痛みを少なくする工夫がされています。
視触診では見落としてしまう早期の乳癌を発見するのになくてはならない装置と言えます。
マンモグラフィ認定技師が高画質の画像を提供し、なおかつ患者さまにやさしい乳房X線撮影装置です。

通常、女性技師(3名常勤)で撮影しています。

骨密度測定装置
2017年4月に日立製作所社製骨密度測定装置を導入しました。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は骨の強度が低下し、骨折の危険性が高くなる病気です。 骨の強度の重要な要因である骨量を測定することで、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の精密検査や治療効果の経過観察、また骨折の危険性予測に有用です。
当院では腰椎と大腿骨頚部で骨密度を測定します。

当院の認定取得技師一覧

X線CT認定技師(日本X線CT専門技師認定機構) 5名
肺がんCT認定技師(肺がんCT検診認定機構) 2名
救急撮影認定技師(日本救急撮影技師認定機構) 2名
医療画像情報精度管理士(日本放射線技師会) 1名
医療情報技師(日本医療情報学会) 2名
検診マンモグラフィ撮影認定技師(日本乳がん検診精度管理中央機構) 4名
ピンクリボンアドバイザー(上級)(認定NPO法人乳房健康研究会) 1名
胃がんX線検診認定技師(NPO日本消化器がん検診精度管理中央機構) 1名

2018年度 各撮影装置 検査件数

一般撮影420,215件
CT17,527件
MRI10,554件
マンモグラフィ1,804件
DSA149件
透視検査1,789件

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