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第一東和会病院

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診療科・部門

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婦人科

概要

当院婦人科では、婦人科全般の外来診療、内視鏡手術を中心とした手術治療、子宮がん検診を主に行っています。

総合病院でありほとんどの検査や治療は当院で完結できます。当院で対応できない疾患に関しては、大阪医科大学附属病院や周辺の医療機関と連携しており、ご紹介させていただきます。

常勤医師3名が女性医師であり、毎日女性医師の診察があります。
診察は予約制ですので電話で予約をお取り下さい。

<特色>

内視鏡手術

日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医が常勤しており、良性疾患に対する内視鏡手術を積極的に行っています。

詳しくはこちら

女性泌尿器疾患


骨盤臓器脱(子宮脱、膀胱瘤など)や尿失禁などは、当院では女性泌尿器科で対応しています。
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外来診療

外来では、月経不順、月経困難症、更年期症状などに対して総合的に診察を行い、ホルモン治療、漢方治療、プラセンタ注射などを行っています。

日本女性医学学会専門医が常勤しており、思春期の月経の悩み、骨粗鬆症など、年齢を問わず女性の悩みの相談に乗っています。

子宮頸がん検診

20歳を過ぎたら2年に1回は受けましょう。電話で予約をお取り下さい。
(詳しくはこちら→健診センター)

外来子宮鏡検査

子宮鏡とは、子宮内に細い内視鏡(約3.5mm)を挿入して子宮内の状態を調べる検査です。子宮内腔の病気を、外来で麻酔なしで、直接確認することができます。

対象の方:不妊症、不育症、超音波検査で内膜異常を指摘された方、内膜細胞診で異常を指摘された方、など。

対象疾患:子宮内膜ポリープ、子宮粘膜下筋腫、子宮内腔癒着症など。

内診について

婦人科では基本的には内診(腟から行う婦人科的診察)を行います。しかし、内診が苦手な方、性交渉の経験がない方、お子さんなどにはできるだけ痛みの少ない検査を行います。内診に不安がある方は診察時に遠慮なくお伝え下さい。

対応している疾患(例)

月経異常(月経不順・月経困難症・過多月経・月経前緊張症など)

月経不順、月経痛、量が多い、月経前の体調不良など月経の悩みは人それぞれです。月経が辛くても「病気ではないだろう」と我慢してしまう方も多いようです。しかし、その症状が大きな病気のサインであることもあり、適切な薬を使うことで日常生活が劇的に過ごしやすくなることもあります。我慢せずにまずは受診して相談してください。

更年期障害

閉経の前後5年間程度を更年期といい、この期間に現れる多種多様な症状を更年期症状といいます。ホットフラッシュ、発汗、冷え、肩こり、イライラ、抑うつ、手のこわばりなど様々な症状があります。女性ホルモン値の検査や、他の疾患が隠れていないかの検査を行ったうえで、必要な方には漢方薬、ホルモン補充療法、プラセンタ注射などを行います。

骨粗鬆症

骨粗鬆症とは骨の強度が低下し骨折しやすくなっている状態です。原因のひとつが女性ホルモンの欠乏であり、女性では閉経後に有病率が上昇します。若いうちからの適度な運動、カルシウム・ビタミンD摂取が予防に効果的であり、中高年以降は定期的な骨検診(骨密度測定)が有用です。骨粗鬆症と診断されれば年齢に応じてホルモン補充療法、各種薬物療法を行っていきます。高齢者の病気と思わずに若いうちから検査や予防を行っていくことが大切です。

低用量ピル(OC/LEP)


低用量ピルは女性ホルモンの薬で、経口避妊薬とも呼ばれます。毎日服用することで排卵を抑え、コンドームよりも非常に高い避妊効果を得られます。なにより、男性任せでなく女性が主体的に避妊できることが一番のメリットです。
避妊効果だけでなく、月経の時期を自分で決められる、月経痛や月経量が軽減する、子宮内膜症の予防になるなど様々な副効用があります。10代から40代まで服用でき、試験、スポーツ、旅行などの時に月経に悩まされている方にもおすすめします。現在では保険適応のある低用量ピルがたくさんあり、避妊のためではなく月経関連症状の緩和のために服用している方も多いです。

各種感染症

クラミジア、淋菌、性器ヘルペスなどの各種性感染症の診断、治療を行います。クラミジアや淋菌は症状が軽く気づかない場合もあり、腹膜炎や不妊症の原因となることもあります。気になる点があれば早めに検査を受けましょう。

子宮筋腫

子宮に出来る良性の腫瘍で、過多月経や月経困難症などの症状を起こす場合があります。30歳以上の女性は30%程度が持っていると言われています。症状によって経過観察のみでよい場合と、薬物治療や手術が必要になる場合があります。

子宮内膜症

子宮内膜症とは、子宮内膜またはそれに似た組織が、本来あるべき子宮の内腔以外で発育する疾患です。女性ホルモンの作用を受けて月経痛、骨盤痛、不妊症などの症状を起こします。内視鏡手術や薬物治療を行いますが、治療後の再発も多く、長期間付き合っていく必要のある疾患です。

卵管閉塞、卵管水腫、卵管癒着

子宮内膜症やクラミジアなどによって起こり、不妊症や痛みがある時は手術が必要となる場合があります。

卵巣嚢腫、卵巣腫瘍

卵巣に発生する良性の腫瘍で、年齢に関わらず起こることがあります。腹部膨満感、捻転した場合は急激な腹痛などの症状が現れます。大きさや症状によって経過観察または手術を行います。

その他の疾患も随時対応しています。

スタッフ紹介

加藤 稚佳子 レーザー治療 腹圧性尿失禁
名前(ふりがな) 加藤 稚佳子 (かとう ちかこ)
役職 婦人科 部長/ 女性泌尿器科・ウロギネコロジーセンター 部長
専門分野 婦人科 一般/女性骨盤底骨盤底手術
学会専門医
認定医
資格
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
日本女性骨盤底学会会員
日本乳がん検診精度管理中央機構 マンモグラフィ読影認定医
日本排尿機能学会 排尿機能専門医
医学博士
大阪医科薬科大学 臨床教育教授
柏原 宏美 レーザー治療 腹圧性尿失禁
名前(ふりがな) 柏原 宏美 (かしはら ひろみ)
役職 医員
専門分野 婦人科内視鏡手術
女性骨盤底手術
学会専門医
認定医
資格
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
日本女性医学学会認定 女性ヘルスケア専門医
日本産科婦人科内視鏡学会技術認定医
森崎 秋乃 レーザー治療 腹圧性尿失禁
名前(ふりがな) 森崎 秋乃 (もりさき あきの)
役職 医員
専門分野 産婦人科一般、女性ヘルスケア
学会専門医
認定医
資格
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
日本女性医学学会認定 女性ヘルスケア専門医
日本周産期新生児医学会 周産期専門医(母体・胎児)
名前(ふりがな) 八木 一暢 (やぎ かずのぶ)
役職 医員
専門分野 産婦人科一般
学会専門医
認定医
資格
日本産科婦人科学会 産婦人科専門医
日本産科婦人科学会 母体保護法指定医
日本周産期新生児医学会 周産期専門医(母体・胎児)