お知らせ
東和会病院は「社会医療法人」に認定されました。
2024-01-01
2024年1月1日、東和会病院は「社会医療法人」として、都道府県知事より認定されました。社会医療法人は、国・都道府県・市町村と並ぶ公益性の高い、地域住民に不可欠な医療法人に認定されるものです。
これまで『公益性の高い医療』は自治体病院等が中心に行っていました。しかし、近年、自治体病院などは、医師の偏在、長年の高コスト体質などの影響で赤字体質となり、医療基盤の崩壊が懸念されます。今後も自治体病院などに依存し、これらの医療を維持することは困難になってきました。そこで、自治体病院等に代わって、医療法人が民間の高い活力を生かし、地域医療の主役となることが求められています。このような背景をもとに、平成18年の医療法改正において、『社会医療法人』という新しい法人類型が制度化されました。
「社会医療法人」の位置づけ
社会医療法人は、以下のように位置づけられます。
・医療提供体制に関して、都道府県や市町村、公的病院の機能を代替するもの
・公的医療機関と並び以下の5事業を担う主体
- 救急医療
- 震災時における医療
- へき地の医療
- 周産期医療
- 小児医療(小児救急医療を含む)
厚生労働省が定める公的な運営要員要件を満たすことで、都道府県知事により認定されます。東和会は、上記5事業の中でも、『救急医療』の分野で認定をうけました。
今後は、より公益性の高い法人として、これまで以上に地域医療に貢献して参ります。