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水頭症について

水頭症の主な症状

加齢による水頭症は、「特発性正常圧水頭症」と言われ、歩行障害、尿失禁、認知症を引き起こします。診断のために、画像検査(頭部CT検査や頭部MRI検査など)や髄液検査などが行なわれます。低侵襲手術により症状が改善可能です。しかし、この正常圧水頭症のほとんどが見逃されており80歳以上の高齢者の約9%が罹患している可能性があります。

シャント手術について

歩行障害や尿失禁、認知症などの症状にあてはまる人は原因の1つとして正常圧水頭症の可能性があります。正常圧水頭症では脳室に脳脊髄液が正常より多くたまっている状態なので、脳室に管を入れて脊髄液を身体の他の部分(腹腔、心房、腰椎)に流れるようにします。これを脳室シャント術といいます。正常圧水頭症は脳室腹腔シャント術、腰椎腹腔シャント術といった手術加療で症状改善が見込める疾患です。特に高齢者の水頭症では、脳や神経を傷つけない低侵襲の腰椎腹腔シャント術が行われることが多くなっています。

水頭症外来のご紹介

当院では2023年9月より水頭症外来を開設しました。担当医は脳腫瘍の手術治療、脳腫瘍の蛍光ガイド治療、水頭症の治療について長年第一線の診療、教育、研究に携わってこられた大阪医科薬科大学脳神経外科専門教授 梶本 宜永(かじもと よしなが)医師です。予防、診断から安全な治療を日々探求し、その啓蒙にも努めておられます。他院からの紹介状をお持ちいただくか当院で受診されている科の医師にご相談ください。

診察日:毎週水曜日 午後2時~ 4時

担当医:梶本 宜永 大阪医科薬科大学脳神経外科専門教授

完全予約制:総合案内でも承っております。